先日、
「初心者向けカメラ講座を始めます!」
と言いながらけっこう過ぎてしまいました…!
スタジオ案内もなんだかんだあるのでそっちにかかってしまったのですが
気をとりなおして!
前回記事に続き、
「なるほど、いくら機器が発達しても多少は知識を得ないとわけわかんなくなって放置してしまうかもしれない、と。
じゃあ何からやれば?」
というのが今回です。
少し繰り返しになりますが、まずは覚えるべきは
「カメラまかせでそのまま撮ってうまくいかない場合があるということ」
「いまひとつ思い通りにいかない場合、近づけるためにプラスマイナス補正をする」
ということだけでOK です!
おそらく初めのころ、誰しも思うことは
「あれ?なんでこんな明るいのに暗くなっちゃうの?」あるいは逆に
「あれ?なんでこんな暗いのにやけに明るくなっちゃうの?(しかもブレまくる)」
ではないでしょうか。
そういう時。それはカメラが格別わるいのでは無いです。腕がわるいのでもないです。 そういうものなのです。
なのでやることは
・ 落ち込まないでもいい
・ 補正を明るい場所ではプラス、暗い場所ではマイナスにする
です。
補正についてもう少し詳しくみていきましょう。
カメラの露出補正について
用語解説をひとつ。今後、よく出てくるであろう言葉として「露出」というのがあります。
世間的に浸透してるのか微妙なラインの言葉ですよね。
カメラの世界では、要は一般的に言う「明るさ」と思っていただいて差し支えありません。
どうも、これに限らず写真技術というものが幕末~明治大正にかけて入ってきたとき、あまりに
新しすぎてうまく訳せなかったみたいで、直感的でないのが多いのですね。
これもそういうものです。特別難しいものではなく、ただ翻訳の問題なので気にしないでくださいな。
で、その明るさ=露出を、もう少し見た目あるいは自分のイメージに近づけることを
露出補正、と呼んでいるわけです。
いくつかのパターンがありますが、これもまずは最も簡単な方法として
・各カメラの撮影モード(AUTO、人物、風景、花、スポーツなど)で
ダイヤル(またはボタン)をプラス、またはマイナスにします。
うまくいかない、またはそれらのモードだとそういうのが働かない、という場合は
P(プログラミング)モードにします。ほとんどのカメラであるはずです。
ただ、プラスにするマイナスにする方法、というのはカメラによってばらばらです。
メーカーごとで多少は統一されてるのですが、初心者向け機種と中級者向け機種ではまたちがったりもしますし、
ボタンだったりダイヤルだったりもしますので、こればかりはマニュアルを読むか、どこかでカメラを見てもらう
のをお願いいたします。
それでも変になることはあるけれど
はい、これで、あとは手近なものをばんばん撮ってみてください。
それでもやっぱり、うまくいかなかったりはします。
プラスに補正したら明るくなりすぎたりとか、その逆とか。
同じもの撮ってるはずなのにシャッター押すごとにぜんぜん露出が違ったりとか。
大丈夫です。
すごく失敗したものは笑い話にして、削除してしまえば問題ありません。
その中でいくつか、見た目通りに撮れるものや、思いもかけずいい雰囲気になったものが出てきます。
そういうのを、ぜひ楽しんでみてくださいませ。
次回はもう少し、その、うまくいかない部分や用語についての補足をいたしますね。
それでは、よいカメラライフを!