TikTok Shopに備えよう!SNSから広がる“新しいお買い物スタイル”ライブコマースって何?

こんにちは!チェリッシュスタジオです。

中国やアメリカなど世界では爆発的に拡大中!
日本でも最近じわじわと話題になっている「ライブコマース」をご存じですか?

コロナ禍頃から注目されはじめ、
2025年6月頃にサービスが開始するといわれている「TikTok Shop」の登場等で、
ライブコマースをはじめたいと考えている方や、ライブコマースでお買い物をしてみたい方が増えてきています!

今回はライブコマースやTikTokShopとは何か、
そしてライブコマースにおすすめなスタジオをご紹介いたします!

ライブコマースって何? SNSから広がる“新しいお買い物スタイル”

ライブコマースとはライブ配信を通じて、配信者(インフルエンサーや企業担当者など)が商品を紹介し、視聴者がその場で購入できる、新しいスタイルのネットショッピングです!
配信版のテレビショッピングとイメージするとわかりやすいかもしれません。

ライブコマースの仕組み

・生配信で販売したい商品を紹介!
・リスナーからの質問やコメントにリアルタイムで応答
・気に入ったリスナーがその場で配信を見ながら購入

ライブコマースは、2016年に中国の女性向けファッションECプラットフォーム「Mogujie(蘑菇街)」によって導入、その後、「淘宝直播(タオバオライブ)」(アリババグループ)など大手EC企業が参入したことで一気に拡大し、現在では世界中で取り入れられる販売手法となりました。

なぜ今、ライブコマースが注目されているのか?

世界のライブコマース市場は日々拡大を続けており、2030年までに778億8,700万米ドルにすると予想されています。

店舗、ECサイト、動画、カタログ・チラシ等、ものを売る販売/販促方法は他にもたくさんありますが、配信での販売方法になぜこんなに多くの注目が集まっているのでしょうか

  1. リアルタイムで体感できる新しい『お買い物』
    ライブコマースは配信で商品を見て聞いて話をしながらそのまま購入できる一連の流れが整っています。双方向でコミュニケーションをとりながら、リスナーが欲しいと思った瞬間に購入意欲を下げることなく衝動買いを後押ししてポチッと購入までつなげることができます。ECサイトなどオンラインでは難しかった実店舗にいるかのようなリアルタイムのお買い物ができるのは配信媒体ならではの特徴です。
  2. 拡散力が強い!SNSとの親和性
    TikTokやInstagram、YouTubeなどSNSとの連携することで、より広範囲に情報発信が可能となります。配信や商品を見て気に入ってくれたリスナーがシェアして広まっていったり、配信のアーカイブ動画・ショート動画などを活用することで配信だけでなく動画からバズにつながる可能性も…!
  3. 時代の流れにあった『非対面型ショッピング』
    2020年のコロナ禍により、密集を避け、実際の現地に赴かない『リモート』『非対面型』が世の中に広まりました。オンラインショッピングへの需要が高まると同時に、特に中国で社会現況となっていた『ライブコマース』も世界中で人気を得ていきました。

企業も注目!マーケティングの新手法としての可能性

商品購入までのプロセスは【認知→興味・関心→検討→購入】とフェーズが分かれており、従来のマーケティングでは段階にあわせ、広告やPRなどの施策を打ち出してきました。
しかしライブコマースは、商品を紹介し、コミュニケーションをとりながら、配信内で興味を持ってもらい、購入に進むというすべてのフェーズを一回の配信で推し進めることができる販売方法です。

また、商品を購入してもらうだけでありません。
商品写真だけを掲載しているECサイト等とは違い、インフルエンサーやスタッフなど実際の人物が登場することで安心感・信頼感を築きやすかったり、リアルタイムでの交流を通して商品へのフィードバックをその場で収集が可能となっています。

実質的に購入を促しつつ、顧客とのエンゲージを強化し、リスナーを『ファン』に育てることができるライブコマース。次世代のマーケティングとして大手企業も続々と参入を決めています。

日本はライブコマースが流行らない?

注目されるライブコマースのお話をしてきましたが、
正直、現在、世界では主流になりつつあるはずなのに、日本でライブコマースというと、あまりピンとこない方も多いのではないかと思います。

理由としてはいくつかありますが、大きな課題は2つ。
『出演者』と『プラットフォーム』の問題です。

出演者不足

ライブコマースに登場する出演者の役割としては下記があげられます。
※1人で複数の役割を兼任している場合もあります

ライブコマーサー商品紹介・販売に特化した配信者
商品の魅力をライブでわかりやすく伝えるプロ
紹介・販売
KOL(Key Opinion Leader)特定の分野に詳しく、影響力をもつ専門家商品の信頼性向上
インフルエンサー芸能人含むSNS等で世間に与える影響力を持つ存在集客/話題性の獲得
ライバーライブ配信を行う配信者ファンとの交流
役割
ライブコマースでの各役割の立ち位置

配信自体の集客・話題づくり  : インフルエンサー ・ KOL
信頼と購買誘導        :KOL ・ コマーサー
視聴者との交流と販売     : ライバー ・コマーサー


配信中の進行において鍵となるコマーサーはフォロワー数などは重視されず、企業や店舗の販売スタッフなどでもOKですが、接客力・トーク力が求められ、販売成績やコンバージョン率も重視した配信を行える実力が求められます。

日本ではライブコマースに必要な役割の中で、KOL・インフルエンサー・ライバーの数は多いものの、ライブコマーサー(コマーサー)の役割を果たせる配信者が不足しているといわれています

ただし、この状況を打破し、日本でもライブコマース成功のため、ライブコマースに特化した人材育成プログラムを開始する企業もあり、人材確保・育成への兆しが見え始めています。

未発達なプラットフォーム

中国では淘宝直播 (タオバオライブ)をはじめとして多くのプラットフォームがありますが、日本だとまだまだ数は少ない現状があります。
過去には、2017年メルカリ(メルカリチャンネル)、2019年楽天(Rakuten LIVE)等大手からライブコマースのプラットフォームがたちあがった過去があるものの、数年で撤退してしまいました。

しかし、2020年のコロナ禍以降、ライブコマースへの再評価が高まり、現在、アプリ・ECモール型・SaaS型、SNS型と様々な形のプラットフォームでライブコマースに取り組む企業も増えてきています。

アプリライブコマース専門アプリ・PeaceYouLive
・SharingLive 
ECモール型複数のショップが集まるECモールでの配信・楽天市場ショッピングチャンネル
・au PAYマーケットライブTV
SaaS型自社ECサイトへの組み込み・Hands Up 
・Livekit
SNS型SNSのライブ配信機能を使用して販売を行う・Instagram
・YouTube
日本で配信可能なライブコマースプラットフォームの例

今後の展望

2017年頃 中国の流行を受け、日本でもライブコマースに参入する流れはあったものの、あまり大きな流れを作ることはできませんでした。
しかし、2020年のコロナ禍にあわせて巣ごもり需要が増えたことにより、再度スポットライトがあてられて、大手も続々とライブコマースへの参入を決めています。

UNIQLO LIVE STATION
(株式会社ユニクロ)
2020年~
店舗スタッフ(StyleHint Staff)がファッションポイントやパーソナルカラー診断を元に商品紹介。外国人向けのインバウンド配信や各店舗で配信を行う各地域密着型の配信なども。年間累計視聴者数は1,000万人を突破する人気のライブコマースとして定着
MEETS SHOP
(三井不動産)
2020年~
ららぽーとなど商業施設を訪れたような体験の提供のため実店舗からの配信。各店舗のスタッフが必ず出演している。コロナ禍で足を運べなくなったお客様の呼び戻しや新規顧客の獲得に成功
ファンケル ライブショッピング
(ファンケル)
2020年~
販売よりも顧客とのコミュニケーションを第一に、美容や健康に関する情報発信や商品紹介を行っている。開始から約3年間で総視聴者数は 52万人 を突破。
ジャパネットたかた2021年~
最安値で商品を販売するため、購入希望者が目標数達成しないと購入できないお客様参加型の「みんなで買いまショッピング」が特徴的。司会進行を担当するのは天の声(西川貴教さんなどの著名人たち)有名人と双方向コミュニケーションとや参加型で楽しむライブコマースとして人気
NITORI LIVE
(ニトリホールディングス)
2022年~
店舗内で配信が行われ、オーディションで選ばれた若手社員が出演。インテリア商品の使い方・コーディネートなどを紹介したり、視聴者アンケートで紹介するアイテムの決定を行っている。1回約2万人、最大で約3万人が視聴する人気コンテンツ
日本のライブコマース成功例

2023年に行われた調査では日本でのライブコマースについての認知は31.9%。
そのうち、実際の視聴経験者3.9%と決して大きくはない数字がでています。
この数値を見ても、ライブコマースは日本では『まだ』流行っているとは言えない現状があります。

しかし、実際にライブコマースを視聴経験のある人の中では過半数の54.8%が実際に商品購入した経験があると回答しており、これからの伸びしろには期待のできる結果となっています。

TikTok Shopの登場で何が変わる?ライブコマースのこれからと注目の動き

前項に日本のライブコマースはこれから…とお話しましたが、
さっそく今年2025年ライブコマースが大流行する…かもしれません。
というのも…

2025年6月 日本でついに「TikTok Shop」がサービス開始予定!

TikTok Shopとは?新たなライブコマースのスタイル

ショート動画プラットフォーム「TikTok」は以下3つの機能からなる、配信・動画から直接商品を販売できる機能のこと。

LIVE Shopping

TikTok Live配信中に商品をそのまま購入できるライブコマース機能

Shoppable Videos

動画機能に商品リンクをつけ、直接購入できる機能

Product showcase

アカウントページに商品が表示され、そこから購入できる機能

AIが興味のあるコンテンツを優先して表示する仕組みのアルゴリズムにより、リスナーが受動的に次々と好みの動画や配信と出会うことができるTikTok。

動画は自分の好みにあわせておすすめされるため、他のプラットフォームよりも「動画を見て欲しいと思ったり、実際に購入したことがある」と答えたユーザーが平均の1.7倍という結果をだしています。元々購買意欲を搔き立てる媒体であったTikTokにショップ機能の追加は衝動買いの強力な後押し。

実際、2024年のTikTok Shopの流通取引総額は400億ドル(約6兆1000億円)。東南アジアをと中心にかなり好調な成績。中国国内版TikTok「抖音」に至っては、流通取引総額約3兆5,000億元(約73兆5,000億円)で、中国国内業界3位のECにまで上り詰めています。

着々とライブコマースの下準備が揃いつつあるこのタイミングでの日本でのTikTok Shopリリース。日本でもライブコマースでのお買い物が当たりまえになる日の到来がすぐそこまで来ています。

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